ページ内に通販サイト広告及びマッチング広告を複数表示させています。詳しくはここをクリック

レールまっぷ伊予鉄道モハ50形前期型(廃番)のレビュー

コンパクトな折りたたみボード状のレイアウトと、路面電車のプラレール車両がセットになった、新しいプラレールのレールまっぷシリーズ(廃番)ですが、早速、形状がかつて福岡を走っていた車両と似ている伊予鉄道モハ50形前期型を購入しました。

レールまっぷ伊予鉄道モハ50形前期型を箱から取り出したところ

レールまっぷ伊予鉄道モハ50形前期型(廃番)

レールまっぷシリーズのセットは、他のプラレールセット品と比べ、セットの構成がとても簡単で、乾電池をプラレール車両にセットするだけで、箱から出すとすぐに遊べると感じました。

レールまっぷの特徴

レールまっぷの折りたたみ画像

レールまっぷは、2つ折りに折りたためるプラスティックボード板にレールが埋め込まれていて、広げるだけで、すぐに付属しているプラレールの車両を、走らせることが出来るようになっています。ボードの高さは、通常のレールと同じ高さになっているので、アナウンスステーションのような段差はありません。

曲線部分がとても急になっている

曲線レール部分の直径は、従来の曲線レールの半分に近い、直線レール+1/4直線レールサイズという急カーブで、1両車両向きと言えます。また、レールまっぷを既存のレールとつなぐ場合、直線部分が、直線レール+1/2直線レール+1/4直線レールという半端な長さのため、調整用のR-20 1/4直線レールを持っていることが必須となります。

レールまっぷ同士を連結することも出来ますが、同じレール配置で、何個もつなぐのは、実用性がない欠点もあります。
(セットごとにレール配置パターンが違っていれば、3種類とも欲しいところですが…)

レールまっぷを主体に遊ぶなら、現時点では、2つつなげて、間に駅や情景部品レールを挟んだ運用ですね。3つを単調に並べるよりも通常のレールで拡張する方が楽しめると思います。

新動力搭載の伊予鉄道モハ50

伊予鉄道モハ50形前期型は、新しい動力機構を搭載していて、それまでのプラレールとは、一線を引くものがあります。電池は単3を使用していますが、従来のものと違い、ボディ全体をはずさないで、電池が挿入できるように改良されています。

電池カバーと片側の車輪が一体になっていて、+ドライバーで開閉するような安全設計が取り入れられました。小さな子供が電池を勝手にはずせなくなっていますので、安心ですね。

モーターも従来のものとは、違うようで音が静かです。レールまっぷの急カーブを配慮してか、スピードも一般の車両より遅いワンスピードとなっています。

ボディは、窓側面が、グレーのプラ板でふさがっていて、窓がすっきりしています。細かい部分では、尾灯の色が、前面(進行方向)は暗い赤で、後ろ側は、点灯しているイメージの明るい赤と塗り分けてあるのが驚きでした。

後ろ側には、通常の連結器も付いているので、他の客車や貨車を連結させることも可能ですが、連結器が破損したときの交換部分が、特殊ネジに変わっていて、容易に分解できないようになっています。ねじ穴が△になっているので、取り扱いに気をつけて、連結器を壊さないように注意しましょう。

レールまっぷの総評

プラレールの新しいスターターキットとして、省スペースで小さなお子様がすぐに遊べるだけでなく、路面電車ファンの大人のホビーとしても、テーブルの上で走らせる新しいプラレールの遊び方を提案できる商品だと思います。

既存のプラレールユーザーへは、レールだけの味気ないレイアウト上に、街を演出させる情景部品として、レイアウトに組み込むのも楽しいでしょう。ボードの上に意図的に穴が設置されているのは、今後の発展商品を予感させますが、タカラトミーに問い合わせたところ、2007年1月15日時点では、レールまっぷ付随商品の予定はないとの事だったので、今後に期待したいと思います。

プラレールを通販サイトで探そう(広告リンク)

コメント

タイトルとURLをコピーしました