プラレールの2007年を振り返って、今年2007年に発売されたプラレール製品の傾向を追いながら、自分なりにいろいろと考えも踏まえながら、何気なくタカラトミーへの要望も含めた2007年プラレールの総括を書いています(笑)
レールまっぷと市電
年末年始にかけ、展開していたレールまっぷシリーズ(廃番)と市電の製品ラインナップですが、個人的には、車両が大人をターゲットにしているようなラインナップだったのに、レールまっぷは、1つ買うともういらないという感じのワンパターンで、せっかくのアイディアが残念だった気がします。
本当はもっと期待していました。セットごとに違うレール配置だとユーザーの購買意欲も高まった気がしてなりません。
レイアウトに組み込むにしても中途半端なレール幅や連結面の向きが災いして、使いにくいという印象でした。せめて広げた状態で直線2本分の長さが欲しかったですね。
セット品
3月に発売された自動のりかえ駅(廃番)は、2段重ね対応や駅の自動発着など楽しいギミックで、下手に壊れやすい音声ギミックの駅よりもプラレール本来の遊びに適した駅セットだったと思います。
ただ、付属車両がドクターイエローというのは、2セット以上買いたいという気になれない要因でしたね。
ただし、トイザらスから、トイザらス限定 プラレール はやて・こまち新幹線自動のりかえ駅セットDX(廃番)が登場し、クリスマス商戦では、完売してしまいましたが、2つめの自動のりかえ駅を購入するならこちらが良かったです。
ただ、自動のりかえ駅は、複線レール用の駅として使えるような幅変更レールがないため、残念に思えています。
プラロード大鉄橋が廃番になり、プラロード商品が全滅と思っていた時に登場したプラレール EF510レッドサンダーふみきりセット(廃番)は、予想外の商品でした。
確かにプラロード用の踏切は、楽しめるアクションの商品で、かつては単品売りしていただけのことはありますね。
プラレールを楽しむ上で、最小限のプラロードを残すという形で今後も展開するのかちょっと気になりました。
クリスマス商戦に向けては、おおきなドームステーション(廃番)のリニューアル品であるプラレール ツインタワーステーション(廃番)が、発売されましたが、昨年ドームステーションを購入した方が多かったせいか、今年は今ひとつだったような感じがします。
年末から展開を始めた地下鉄シリーズは、プラレールのレールパーツとしても新しい開拓分野なので、年末年始の売れ線として期待したいところですね。
しかし、こちらも直線と駅だけのようなので、発展性が問われるところですが、車両の方は、前照灯が点灯式になっている仕様で、地下鉄車両のラインナップを展開するみたいですので、十分に楽しめそうです。
出来れば、福岡市営地下鉄など地方の地下鉄もラインナップに入れて欲しいです。
(タカラトミーさんに熱望します)
総括として
少子化のせいか、大人を満足させるようなラインナップがたくさん登場していますし、タカラトミーもアンケートを実施するなどユーザーを意識しての製品化を努力しているところ(セット品の単品化など)がとても評価できるのですが、一部の車両スペシャルセットに見られるような中国製の雑な製品が混じっているとがっかりしてしまいます。
プラレールは、完成度の高いタイランド製でお願いしたいと思います。
とはいえ、ユーザーを満足させるような質の車両も多数登場していますので、更に頑張って欲しいと思います。来年は特に複線を意識して欲しいなと思ったりしています。
最後になりましたが、今年も1年、子供と一緒にプラレールにご来訪いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。-プラレールパパ-