プラレールの拡張も多くのレールを抱えるようになると、ただ走らせるだけではなく、引き込み線を作って、多数の車両を入れ替えながら遊びたくなるもので、E4Max車両基地セットは、まさにうってつけの商品だと感じました。
プラレールの数あるセットの中で、E4Max車両基地セットは、どちらかというとヘビーユーザーのニーズを刺激する商品構成になっていると思います。E4系新幹線車両も単品と違い、連結仕様で、別売の連結仕様の車両と遊ぶことが出来るし、車両基地部分のレールは、セットのみでしか入手できないダブルターンアウトレールと整備レールが、とても良いです。
車両基地用レール
車両基地のレールは、特殊なダブルターンアウトレールと整備レールで構成されていて、つなげると一つのヤード用ブロックとなります。
整備レールの反対側には、通常の直線レールを置き、ダブルターンアウトや整備レールと同色の車止め、専用信号と専用架線柱を配置して、1ユニットとなる構成です。
このユニットが、2ユニットで車両基地部分が構成されるのですが、ダブルターンアウトレールは、両面使用が可能な構造になっているので、左右両方向に展開することも可能です。
E4Max車両基地セットを購入するまで、パッケージのレール配置で固定なのかと思っている方もいるかもしれないですが、意外と柔軟なレール配置が楽しめるのも特徴となっています。
ただ、個人的には車両基地部分に使われている直線レールは、通常の青ではなく、グレーの直線レールのでもいいかなと思ったりしますね。セットでしか入手できないならなおさら、プラレールお得意のセット品と単品を色違いにするという部分が欲しかったです。
不満があるとするなら、車両基地部分は、ダブルターンアウトレールと整備レール×2、専用信号×2、専用架線柱、直線レール×2、車止め×2という1ユニットの構成で、単品商品化して欲しいと言うことです。車両基地セットを購入しようと思う方は、プラレール車両を多く所有している方が多いはずですし、大きな操車場にたくさんの車両を並べるというのは、子供も大人も楽しめる光景だと思います。
連結仕様E4Max
車両基地セットに含まれているE4Maxは、単品と違い、連結仕様になっていますが、ギミック的には、とても凝った内容になっています。
連結側の先頭車(動力車と反対側)の先端が、屋根のレバーを切り替えると、先端のカバー部分が引っ込み、連結器が出てくるアクションは、さすがに実車通りとは行かないものの、実車を彷彿させるものがあり、小さな我が子にとってもとても関心を引くギミックとなっています。
総評
車両基地セットは、小さな子供が、手押しで遊ぶプラレールを楽しめるのにとてもおすすめで、プラレールの拡張をお考えで、車両の数が、ボチボチと増えだしたという方には、是非買っていただきたい商品だと思う反面、たくさんの車両やレールを持っているユーザーの立場から言えば、車両基地専用レールの拡張用単品販売を切望したくなるところです。
最近のタカラトミーは、ユーザーの声を重視した商品展開を行っているので、皆さんの声を反映させることが出来ればと思っています。
2023年追記
車両基地は、J-24 車両基地セットと言う単品情景部品とE4Maxを外した情景部品セットとして、リニューアルされながら、2023年現在でも健在です。
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