子供の頃に、プラレールをやっていたとき、そのままNゲージに移行という経緯から、メーカーであるトミー(現:タカラトミー)には、プラレール→TOMIXと言う形で中学生まで、ずっとお世話になっていました。
Nゲージは、高額で少数生産が基本なので、カタログに載っている商品を、定期的に再生産する方式を採用しているメーカーが多く、今は買えなくても、次回の生産時に入手できるという希望があります。
でも、プラレールには、生産中止=入手できなくなると言うケースが多く、現在走っている主力車両が、製品の中心になっています。
新しい車両のプラレールが登場するのは嬉しいですけど、沢山あると買えないまま他の車両に置き換わる事もありますね。
国鉄時代から続くJR系の車両は、定期的に内装や機器を新しいものと交換して、時代に合わせた更新を行いながら、数十年現役を続ける車両も少なくないのに、プラレールでは古い形式は、新車両と置き換えられてしまうのですよね。
プラレールが、子供だけが楽しむおもちゃでしかないのなら、普段見る車両をプラレール化するのは、理にかなっていると思いますが、いろいろな方のホームページを散策していて思うのは、すでに大人が楽しむホビーとしてのプラレールが、市民権を得ようとしているという実情に、メーカーであるタカラトミーが、呼応するかのような製品を出しているからなのです。
大人を意識して開発されたとしか思えないプラレール
大人が楽しむプラレールとして、タカラトミーが意識した商品展開をしていると考えられるのは、実車の細かい部分を再現して、車両のリアリティが増していることなど「プラレール開発裏話」(該当記事リンク切れ)に登場している清水氏のこだわりが、製品に反映されていることや、リアルサイズを意識した蒸気機関車や往年の名機など、子供よりも大人に受け入れられるような車両の登場でしょう。
蒸気機関車は、初期の製品と決定的に違うのは、テンダーの部分が別になり、よりリアル志向になっていることです。そのうち動輪の数もトーマスシリーズのように、実車と同じ数になるような気がしているのは、私だけでしょうか?
年末年始の新商品情報を見てもセット品の単独再発売などが多くなってきており、プラロード大鉄橋など、未発売の単品も追加してくれないかなと期待してたりします。(セットは高すぎます!)
大人向けのプラレール商品があるのならば、期間限定的なものではなく、定期的な再生産を前提とした単品販売をして欲しいなと思う今日この頃です。
コメント