ちょっと報告が遅れましたが、プラレール50周年を記念した特別企画本として、講談社から発売されたぼくらのプラレール 50th Anniversary上巻が今月初めに到着していましたので、ご紹介しておきます。
プラレール 50th Anniversary 記念本
プラレールの50年が詰まった本なら良いね♪
少なくとも同梱されているプラレール0系新幹線ウエストひかりは、50年でより安全によりリアルにと追求してきたタカラトミーの技術が、商品に詰められているはずよ
書籍について
講談社から書籍扱いで発売されているものですが、その扱いは、どちらかというと食玩に近く、おまけのプラレール新幹線0系ウエストひかりが同梱されているので、価格が高いだけという感じでした。
全ページカラー印刷で、新幹線、特急の歴代プラレール車両の紹介はあるもののセット品、レールや情景部品に対しては、全く言及されておらず、ちょっとがっかりしています。
推測ですが、今回の価格設定は、下巻で同梱されるD51ナメクジの型を新規作成するために、上巻では塗装変更だけで済む0系新幹線を同梱させ、型の費用を捻出しての結果だと思われます。
解説自体は、大人のユーザーを意識しつつ、子供でも読めるように全ての漢字に読み仮名が打ってありましたが、中途半端に子供を意識してか、記念本として内容不足であることに間違いありません。
プラレールの0系新幹線ウエストひかり
0系新幹線ウエストひかり自体は、過去に発売された東海道新幹線開業40周年スペシャルセット(廃番)等の型を流用したタイランド製の再塗装品であり、パンタグラフ無しの中間車を含む3両編成です。
過去に0系新幹線ウエストひかりとして、セット品販売されていた車両に比べると実車に近いディテールをなっていますし、タイランド製なので、前回のありがとう0系新幹線セット(廃番)よりも全体的に出来がよいです。
総評
50周年で、メーカーならではの歴史的資料を期待していると期待はずれの感があります。もう少し、メインであるはずの記念本の構成をしっかりして欲しかったというのが正直なところです。
プラレール50周年記念車両 151系特急電車こだま号(廃番)のように、車両は単品売りで、本は、金額に見合ったボリュームある内容にしても良かったのではないかというのが個人的な見解です。
プラレール50年の重みを考えると肝心の記念本の内容がお粗末すぎる気がします。