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C12蒸気機関車アーチ橋とレールセット(廃番)のレビュー

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プラレール50周年記念のセットとして発売されたC12蒸気機関車アーチ橋とレールセット(廃番)を購入したのは、初代のプラレールを現在の技術で再現したセットというコンセプトがとても気に入ったからです。

いつもながら、プラレールの箱を開封し、中箱を取り出す瞬間というのは、子供も私もどきどきしてしまっています。

C12蒸気機関車アーチ橋とレールセット
C12蒸気機関車アーチ橋とレールセット

現在は、初代のセット構成に加え、直線レールとY字ポイントが、増量サービスとして追加されています。

レールの増量は、プラレールの発展やレイアウトの組み替えにも便利なので、今回のお得な増量対応は、とても好ましく思えました。

実際にレイアウトを組んでみると、増量しているレールのせいもあり、他のセットよりも大きなサイズのレイアウトが組めるので、走らせ甲斐があります。

また、これだけのレール量があれば、組み替えにより、複数のレイアウトパターンも可能となるので、入門用に購入しても、最初からプラレールの楽しさが味わえるのではないでしょうか。

私が推奨しているセット+単品レールによる発展の初歩を、このセットだけでまかなえるのは、十分に評価できます。

また、レール構成では、本来1/2直線レールが付属する部分に1/4直線レールを使用しており、レール組み替え時にも重宝できるようになっています。1/4直線レールは、レイアウトを発展させる上で、たくさんあると役に立つレールですので、サービスで余剰レールが付属するのはうれしい限りです。

C12蒸気機関車と貨車

リアルにリメイクされたC12蒸気機関車

付属している蒸気機関車C12は、完全に新金型によるリメイクが行われ、既製のプラキッズ C12 蒸気機関車のものとは、全くの別物に仕上がっています。

電池を床下から、挿入する現行の方式に改善し、電池も単3を使用することで、ボイラー周りを、実車のようにコンパクトに仕上げることができたので、小型機関車らしさを十分に再現できるようになりました。スマートに仕上がったボイラー周りは、50年前の手押しプラ汽車に近いデザインになったのかもしれません。

C12のような小型機関車をリアルに再現できるようになったのも、動力車が床下電池収納式に変わったことで、電池スペースによってデザインが犠牲にならずに済むような工夫がなされている結果だと思います。

実車に忠実な貨車編成

貨車に関しては、タンク車が含まれていないことなどから、50年前の構成とは異なりますが、今では実車も廃車になっている形式ばかりのラインナップとなっており、プラレールの貨車編成バリエーションを増やすことができるのがとても良いです。

今回の形式に関しては、プラレールというよりも、トミーがNゲージでTOMIXを初めて市場に送り出した頃の、ラインナップを彷彿させます。特に急行便のラインを持つ貨車は、私もNゲージで持っていたので、にやりとしてしまいました(笑)

工夫がなされているシール

今回は、シールにも一工夫されていました。プラレール同様に50周年を迎えたベビースターラーメンの広告シールが付いていたのは、春に企画されたコラボレーションキャンペーンを思い出します。

貨車の形式ナンバーシールも付属していますが、どうせなら実車同様にワム90001のような、リアルなナンバーを用意しても良かったのでは?と思いました。

唯一、残念なことに直線レールの大半が、そっていたのが残念でなりません。これは、購入したものだけで、ハズレを引いてしまったと思うのですが、1本しかないアーチ橋用のブラウンレールまでそっていたので、ちょっとがっかりでした。

直線レールがそっていた

青い直線レールは、そっている奴をアナウンスステーションなど、段差のある情景部品に使用すれば、良いと思うのでこのまま使おうと思っていますが、出荷時の検品強化をお願いしたいものです。

総評

50周年記念セットということで、すでにプラレールで遊んでいる方には、買って欲しいと思うセットです。プラレールの50年を集大成したと言っても過言ではないのではないでしょうか。

特にセットに入っている車両は、プラレールでも実車をリアルに再現している、最近の傾向に沿ったものとなっており、大人もうならせる出来となっています。

50年前、初代のプラレールで遊んだ方が、お孫さんへのプレゼントに選んでも良いのではないかと思います。

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