プラレールとは、発売から50年以上作り続けられている低年齢向けにデフォルメされた鉄道模型です。発売当時から、一貫して守り続けてこられた統一規格は一度も変わることなく、発展を続けてきました。
伝統の青いレール
青いレールを知ろう
実際の鉄道やリアルにスケール化されている規格の鉄道模型が凸レールなのに対して、プラレールは、凹レールを採用し、小さな子供でも簡単に車輪をレールに乗せることが出来るように工夫されています。この青い凹レールは、発売当時からず〜っと同じ規格で、作られています。
だから、大人たちが小さい頃に遊んだ青いレールと現在の新しい青いレールをつなげてレイアウトを作ることも出来るのです。
すごーい50年以上も同じレールで走れるなんて!
厳密には、青いレールを作る素材を変えて、接続部分を折れにくくしたり、レールに縞を入れる事で、ゴムタイヤのスリップ防止能力を向上させたりしているのです。
子供の頃に遊んでいたレールは、ジョイント部分の凸が折れる事が多いと子供ながらに思っていましたが、最近の青いレールは、材質が軟化していて折れにくくなっていますね。
車両は3両編成が基本
おもちゃの電車ってイメージだけど、リアルさも感じるわねぇ~
パパ達が子供の頃は、上の写真【45周年記念:復刻版通勤電車】みたいにJR(当時の国鉄)の電車を参考にしたデザインの、電車のおもちゃってイメージだったけどね。
現在の車両は、実在するJR(旧:国鉄)、私鉄の人気車両を中心に製品化されています。3両編成でコンパクトに収め、車輪は、台車ではなく軸輪による2軸構造で統一し、バスの電車版というサイズで、実車の車両を短くしてるものを3両連結して編成してあります。
デフォルメされているとはいうものの、実車の特徴をしっかりと押さえ、同社で作っているNゲージ車両と同様動力車となるモーター組み込み車両は、先頭車両に用意され、電池を使ったモーターで自走できるようになっているのです。
実在車両のシリーズとは別に、プラレールオリジナルデザインの車両やアニメや映画に登場したオリジナル車両も期間限定のような形で展開していますね。
まとめ
プラレールは、車両と青いレールで遊ぶ商品ですが、長い期間で改良されながらも一貫した統一規格は、初期製品と現行商品を一緒に遊ぶことが出来る、まさに親子2代で受け継がれているおもちゃなのです。
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