坂曲線レールが、セットの複数購入でダブってしまい、使い道のないまま、いつも余っている状況だったので、どうしたものかと考えていましたが、さすがに3セット以上あると、使い道が見つかりません。
ループ専用レール
ループを作っていたときに偶然、曲線レールの浮き上がるところが気になって、余剰の坂曲線レールを使って、ループ専用レールへ改造してみました。
ループ線とかプラレールタワーってプラレールの定番よね?
プラレールの展示会では、お馴染みのものだから、もっと派手にしたいんだけどね
改造の概要と道具
通常の曲線レールを使用すると、坂曲線レールと違い、勾配部分では、不安定になります。中間なら、上の段の橋脚が、レールを押さえるので、大丈夫ですが、最上段の勾配部分だけは、気になりました。
坂曲線レールの形状が、坂用の曲線とミニ橋脚を、一体成形した形なので、これを分離させると、ループ専用で、2段目以降に使える、勾配用のレールが出来るのでは?という発想から、橋脚部分を分離させることにしました。
道具には、手元にあったタミヤから発売されているタミヤクラフトツール カッターのこを利用しています。切断する幅を最小限で抑える厚みで、プラモデルなどの加工に使用する工作用のこぎりです。
作業の流れ
具体的には、橋脚の部分とレールの部分を、結合しているところを切断するだけなのですが、プラ一体成形のため、切断後にレールとしての使用が、出来る状態を維持しなければならないところが要注意でした。
こんな感じの状態で、坂曲線レールを切断し、切り離します。裏面のレールのつなぎ目部分は、レール幅に合わせて、凹状態に整形する必要があるので、切り出したレールを橋脚に乗せてから、調整するといいと思います。
仕上げには、ペーパーできれいにしてやらないとけがをする可能性もあるので注意してください。1本の加工に約30分かかりました。4本加工したので、2時間作業です。
改造の終わった坂曲線レールを、実際に橋脚の所に置いてみました。バランス的にも安定しています。
橋脚部分も無駄にはならないので、ミニ橋脚の一つとして、普通に使えます。ただ、穴が開いているので、下専用で使うのが良いようです。
つまり、本来の使い方でも十分に利用できるので、用途に応じた使い方が出来るようになるわけです。
実際に、改造したレールを使って、ループ線を作ってみました。いい感じで、車両の通過もスムーズです。
お断り
この改造は、メーカーであるタカラトミーの安全基準を満たすものではありませんので、あくまでも、ご自身の自己責任においてご利用ください。
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