プラレールでも20年以上にわたり、編成車両としてラインナップでカタログに記載されていたドクターイエローですが、先日のネットニュースで実車のドクターイエローが引退予定する記事を見かけたので、ご紹介しておきます。
ドクターイエローは、名前の通り黄色いお医者さんの新幹線なんですよね。
高速で走る新幹線の安全を守るために保安機材を多数搭載した保守車両なのよ。
子供と一緒にプラレールのフリー素材はACワークス社の写真AC・イラストACを利用しています
ドクターイエローは、高速で走る新幹線の路線において保全管理を担う縁の下の力持ちとも呼べる存在で、各種検測機器を搭載した922形と923形の2種類が存在します。
初代新幹線0系をベースにした922形が初代ドクターイエローとして運用されていましたが、922形の最高時速が210km/hの為、後発の新幹線が高速化することにより、ダイヤにも影響するようになってしまいました。
922形の老朽化や後発形式の新幹線より遅い速度が問題になり、後継として700系新幹線をベースにした923形が導入され、最高速度も270km/hに上がったので、新幹線のダイヤへの影響も回避する事も少なくなったようでした。
しかし、923形もベースとなった700系が2020年に営業運転終了による引退をしていることから、同系列の923形も老朽化などを考慮して、JR東海:2025年1月予定、JR西日本:2027年度予定だそうです
今回、923形が引退するにあたって、N700S系に検測機器を搭載した車両を配備していくことになると言う事で、ドクターイエローの引退と言う報道から、3代目のドクターイエローが登場せずにN700S改とでも呼ぶのでしょうか(笑)
ひとまず、目撃すれば幸せになれるというジンクスのドクターイエローは、923形の引退で終わりになるのか、ドクターイエローの今後の動向を見守っていきたいと思います。
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