自作の大型転車台

私が作ったわけではないのですが、Twitterでフォローしているtaskforce2008さんの許可をいただいて、公開している自作転車台をご紹介します。

元々、転車台というのは、蒸気機関車の向きを変えたり、扇型の機関庫から、蒸気機関車の入れ替えを行う為に運用されていたものです。しかし現在、情景部品として発売されているJ-08ニュー転車台は、テンダー付きの蒸気機関車を乗せることが出来ない車両1両サイズなので、せっかく多くの蒸気機関車が揃っていても転車台を利用することが出来ません。

同様にキャラクターの多くが、蒸気機関車であるプラレールのきかんしゃトーマスシリーズでも同じ事が言えます。トーマスに関しては、例外的にトイザらス限定のプラレールトーマス どきどきマウンテンとおおきな転車台セットがありますが、転車台目的に購入するには、かなり高額商品となっているので現実的ではありません。(セット自体を購入したいと思えば別ですが…)

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修理に関する知識(改訂版)

プラレールは、小さな子供が遊ぶと言う観点で考えれば、どうしても部品の破損や動力の不具合は避けられず、プラレールの修理をお考えの方も多いと思います。うちでもご多分に漏れず、以前の管理人日記でも書いているように、購入して間もない車両の連結器を早速破損させていました。

プラレールの修理用パーツ

メーカー側も連結器と、ゴムタイヤに関しては、消耗品という考えがあるようで、市販で修理パーツが販売されています。


ゴムタイヤは、長く遊んでいると、ゴムが摩耗し、ツルツルになってしまいますし、連結器は、無理な切り離しで、ツメが伸びてしまい、折れて連結出来なくなったりします。

連結器やゴムタイヤのような修理部品は、たいした金額ではないので、何個かずつ予備を置いておくといいでしょう。

修理部品の通販

タカラトミーのグループ会社が運営するコッペパンという通販サイトでは、市販されていない部品の販売を行っています。上記の2アイテム以外にも紛失して困りそうなアイテムが、多数パーツ販売されています。プラレールで確認したところ、車両基地のストップレールやWターンアウト、マグネット用連結器、中間動力車用特殊連結器、モノレール用のカーブレールなど、絶版商品のパーツも含めて、販売されています。

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新動力用連結器の修理

ここ数年に新発売されたプラレール車両の動力車は、床下から電池を組み込むようになっていますが、動力部の固定用ネジが△の形状になっており、容易に分解できなくなってしまいました。安全面を考慮しての対応だと思われますが、連結器の修理が、従来のように簡単に行えなってきているのも事実です。

当サイトをご覧いただいた方からの質問で、新動力車の分解が特殊ネジ用の、特殊工具を必要としていることがわかりました。

三角形状のねじ穴

※△ネジになっているライト付東京メトロ副都心線10000系のネジ部分

見にくいですが、ネジが△の形状になっているのがわかります。普通のドライバーでは、分解できないようにしてあるのですが、連結器の交換作業に支障を来しています。

インターネットで調べたところ、三角△ねじ用ビットと手回しハンドルセットという便利なツールを発見したのでご紹介します。

なお、ネジ部分以外に関しての作業手順に関しては、従来の連結器の修理をご参考に作業されて下さいね。

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鉄道用の塗装カラー

プラレールの車両改造では、外観上、塗装を変更するだけでも別形式として十分に通用するものもあります。実車では、走行区間の電流仕様などで、床下機器やパンタグラフ、台車の違いなどで別形式とされている車両でも、精密に実車を再現している鉄道模型と違って、プラレールでは省略されている部分が多いからです。

JRの分割民営化後、同一形式でも各社によって個性あるカラーリングが施されており、未発売のカラーに変更することで、塗装バリエーションを増やすことも可能でしょう。

鉄道の専用カラー

JR系の鉄道に使用されているカラーは、赤2号、青15号など、専用の指定色が使われています。一般のプラモデル用カラーでは、微妙な色の違いに違和感を覚えてしまうかもしれません。

日本の鉄道模型Nゲージのメーカーでは、古くからキットを中心に発売しているグリーンマックスというメーカーでは、鉄道専用色のカラーを発売しているので、ご紹介します。グリーンマックス鉄道カラーは、スプレー缶になっているので、仕上がりがきれいでムラのない塗装が出来るため、プラレールの改造塗装にはおすすめです。実は、このグリーンマックスの鉄道カラーは、元々タカラ(現:タカラトミー)で発売していた鉄道カラーを引き継いだもので、プラレールとは縁のある商品と言うところもおすすめしている理由なのです。

鉄道カラーの入手方法

プラレールなら、一般のおもちゃ屋さんやディスカウントショップなどでも購入できますが、鉄道カラーは、鉄道模型を取り扱っている鉄道模型専門店で探すのが一番ですが、近くに鉄道模型専門店がない場合、インターネットでの購入が確実でしょう。

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連結器の修理

プラレールの連結器は、昔から一貫して、同一の形状を保ってきました。一旦、連結するとはずれにくく、走行中の脱線程度では、はずれる心配はありません。しかし、外すときには、メーカーの推奨するやり方をせずに、強引に外そうとすれば、早々に破損させてしまうことも多いです。

連結器の部品

連結器の破損は、かなりの率で発生するようで、タカラトミー側でも消耗部品扱いで、用意されています。

プラレール 連結部品 ノーマルタイプ

消耗パーツで、一番劣化しやすい連結器部分を交換できるように、別売されています。近所のおもちゃ屋さんでも入手可能ですが、無ければプラレールネット・ドットコムでも入手可能です。他のプラレール商品と一緒に注文するとお得かも。

動力車両の連結器交換

動力ユニットの固定ネジをゆるめる

プラレールの一般的な動力車両の場合、連結器は、受けタイプの方が付いているので、動力ユニットを固定している2本のネジを、少し緩めるだけで、連結器を外すことが出来ます。

動力ユニットを浮かせて連結器を交換

ネジをゆるめると動力ユニットを少し浮かせることが出来るようになり、受けタイプの連結器を差し替えることが出来ます。新しい連結器を円筒状の凸に引っかけたら、動力ユニットで押さえるようにして、ゆるめたネジを締めると簡単に連結器を交換することができます。

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坂曲線レールの改造−ループ専用レール−

坂曲線レールが、セットの複数購入でダブってしまい、使い道のないまま、いつも余っている状況だったので、どうしたものかと考えていました。さすがに3セット以上あると、使い道が見つかりません。そこで、余剰の坂曲線レールを使って、ループ専用のレールへ改造してみました。

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プラレール改造のヒント

プラレールの拡張を始めると、既製品だけのラインナップでは、満足できなくなってくることもあります。とはいうものの、メーカーから発売される可能性を考えると、自分で何とかしたくなることもあるのではないでしょうか。そこで、既製品などを流用した改造のヒントをご紹介します。

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