長崎電気軌道3000形

長崎電気軌道3000形は、超低床タイプで、両方の先頭車に台車台車を配置し、車輪のない中間車をスロープで結ぶ3車体2台車の連接構造を持つ路面電車です。

独特の車体構造で、中間車に至っては、床面高さ380mmを実現するという、路面との段差を少なくしています。ヨーロッパ風のデザインは、長崎の歴史的な文化を意識したものとなっています。

長崎電気鉄道は、100円という均一料金で20年以上値上げをしていない事でも有名で、長崎市の市街地が、路面電車に適していることや広告電車で経営的に安定していることから、バリアフリーを取り入れた新型車両として、2003年に3000形を導入しています。

プラレールの長崎電気軌道3000形

プラレールとしては、実車同様の3連車体構造なっていますが、動力ユニットを、中間車に設置している関係上、実車とは異なった車輪配置になっているのが残念です。また、側面窓周辺が、シールで表現されているのも残念な内容となっています。

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広島電鉄5100形Green mover max

広島電鉄5100形は、2004年に登場した5車体3台車連接タイプの路面電車用車両で、日本の規格に適合した最新の路面電車です。

ドイツから購入した5000形が、日本の基準外である30mオーバーの車両となっていたため、特例認定を受けていたことやエアコンが日本の気候に適していなかったことなどが理由となり、純日本製の新規車両として、基準をクリアーした規格で登場しました。

プラレールとしての広島電鉄5100形

プラレールとしては、中間車に動力を置き、新型連結器による接続と先頭車両が、1軸車輪化されることによる台車連接的な表現を行うなど、新しい構造の車両となっています。動力も単三電池による小型化になっており、改良されています。しかし、側面部分がシール対応になるなど、残念な部分もあり、改良の余地があると思われます。

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北越急行681系 スノーラビット

北越急行681系 スノーラビットは、第三セクターの北越急行株式会社が保有する特急電車で、JR西日本の681系と同形式の2000番代仕様です。

外観上は、赤帯と白を基調にした塗装にしており、WHITE「Snow Rabbit Express」と言う愛称のステッカーを貼って、JR西日本所有の681系とは、差別化を図っていますが、内装は同一のものになっています。

プラレールの681系スノーラビット

プラレールとしては、新幹線の一部車両にも採用されているマグネット式の自動連結器を装備していて、他の車両との連結走行を楽しむことが出来ます。たくさんの車両を連結させるのが大好きな、小さなお子様が、楽しんで遊べるような仕様になっているため、他の自動連結車両と一緒に大きなレイアウトで走らせるのが、似合っています。特急電車の標準的な装備である2スピードの切り替えにも対応。

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近鉄 アーバンライナー next

近鉄アーバンライナーnextは、近畿鉄道の21020系特急電車で、21000系電車の老朽化による近代化仕様と増備を目的として開発されました。21000系の流れをくむデザインと、ブラックフェイスの前面が特徴となっています。

アーバンライナーnextの設備関連部品は、21000系の改修用としても流用されるなど、現在の近鉄特急の標準的な仕様となっている最新鋭の車両です。

プラレールのアーバンライナーnext

プラレールとしてのアーバンライナーnextは、アーバンライナープラスと類似した車両ながら、近年のプラレールリアル志向から、側面下部分など、かなり細かいディティールになっており、2台を比較すると、対照的であることが伺えます。

特急電車の標準である2スピードに対応し、単二電池を1本使用します。

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近鉄アーバンライナープラス

近鉄アーバンライナープラスは、近畿鉄道21000系電車の愛称で、後継機である21020系の登場で、バリアフリーなど、時代に相応する設備部品を共通流用し、改装した車両です。

従来の近鉄主力車両だったビスタカーのイメージを一新する、流線型の斬新なデザインで、1988年に登場したアーバンライナーは、現在でも近鉄の主力車両として活躍すると共に、時代のニーズに合わせて、生まれ変わったため、名称もアーバンライナープラスに改名されました。

プラレールのアーバンライナープラス

プラレールとしては、やや旧式な部類に属するせいか、先頭車両のスカートなど、省略されているため、現在の水準からすると、少々見劣りがするものの、車体の流線形状などの特徴は、見事に再現されています。

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つくばエクスプレス

つくばエクスプレスは、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線(東京:秋葉原駅~茨城:つくば駅)を結ぶ電車で、ATOによる自動運転制御を導入している車両です。厳密には、直流区間専用のTX-1000系と交直両用全線対応のTX-2000系が存在しますが、外観上は、車内や側面の銘盤が紺色か赤かで、区別できる程度です。

ATO自動運転制御により、ワンマン運転支援を行っていて、全線が高架、堀割構造で運営されているため、踏切が全く無い為、130km/hでの高速運転を行っていますが、将来的には、160Km/hでの国内在来線最速運用も検討されているようです。

プラレールのつくばエクスプレス

プラレールとしては、外観上ほとんど区別が付かないため、形式が明確にはなっていませんが、側面の銘盤が紺色であることから、TX-1000系がモデルと思われます。単品の他に高架駅のセット品としても販売されていて、高架用のレールが欲しい方には、オススメのセットとなっています。

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サウンド 江ノ電 1000形

江ノ電の1000形は、ロングシートの通勤電車では、初めて、鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞しています。登場時の昭和55年には、非冷房車両でしたが、その後、冷房化されています。

併用軌道と呼ばれる道路上にあるレールを走行する区間もあることから、路面電車として、扱われることもあります。

プラレールの江ノ電1000形

車両の特性上、2両編成になっています。先頭が動力車で、後尾車両は、サウンドシステムを搭載していて、走行音や発車・停車音など、江ノ電サウンドも楽しめるようになっています。

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東武鉄道100系スペーシア

スペーシアは、東武鉄道の日光線・鬼怒川線で使用されている100系電車の愛称。2006年3月よりJRとの相互乗り入れ直通運転区間にも使用されるようになりました。

東急系列のホテルを手がけた外国人デザイナーによるデザインで、豪華な演出を行っています。外観のフォルムは、新幹線を彷彿させるようなデザインで、子供達の人気も上々です。

プラレールのスペーシア

プラレールとしては、単品発売されている他に、以前、スペーシアきぬがわ号&485系日光号ダブルセットが発売されており、セットには、直通運転している485系東急乗り入れ対応車とのペアで、セット販売されていました。2スピード対応車両です。

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名鉄 モ510 (赤白)

名鉄の市内電車に使われていた車両で、大正末期に製造されてから、往年の名機として、80年もの長い間、現役車両として、活躍を続けていました。現在では、路線廃止に伴い、旧駅跡地などで静態保存されています。

プラレールの名鉄モ510型

少子高齢化のあおりか、プラレールとしては、珍しい大人の購買層を狙った商品として登場しました。そのためか、車両のディテールも高く、プラレールを楽しむ大人向けという新しい位置づけがなされています。

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