長崎電気軌道3000形は、超低床タイプで、両方の先頭車に台車台車を配置し、車輪のない中間車をスロープで結ぶ3車体2台車の連接構造を持つ路面電車です。
独特の車体構造で、中間車に至っては、床面高さ380mmを実現するという、路面との段差を少なくしています。ヨーロッパ風のデザインは、長崎の歴史的な文化を意識したものとなっています。
長崎電気鉄道は、100円という均一料金で20年以上値上げをしていない事でも有名で、長崎市の市街地が、路面電車に適していることや広告電車で経営的に安定していることから、バリアフリーを取り入れた新型車両として、2003年に3000形を導入しています。
プラレールの長崎電気軌道3000形
プラレールとしては、実車同様の3連車体構造なっていますが、動力ユニットを、中間車に設置している関係上、実車とは異なった車輪配置になっているのが残念です。また、側面窓周辺が、シールで表現されているのも残念な内容となっています。